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1708ウィーン-ハプスブルク帝国の野望-

 師走も押し迫る中、本国大大阪(Great Osaka City)でマターリのREMCATです、皆様こんにちは。
さて今回はラドムの大勝利から転進したウィーン見学の話など。
今回は海外観光の例により、オーストリアとウィーンを提灯記事するため全文日本語です。
それでは見せてもらおうか、ハプスブルク帝国の首都の実力とやらを!(もはや挨拶)

ザッハトルテ
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本家ザッハーホテルのカフェでしか食べられないザッハトルテ。こういう写真がインスタ映えすると聞いて(=゜ω゜)ノシ。あ、ケーキ自体がスーパー濃厚なチョコ味で、クリームはコーヒーと一緒にどうぞ。

朝焼けのウィーン
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朝のウィーン市内をホテルのベランダから。
10階位でしたがベランダが若干傾斜していて怖かったw(・∀・;)。
ホテル名はベルヴェデーレ宮殿の近くにあるという事でプリンツオイゲンホテル、
確かに外人が泊まるにはマッチした名前です。

軍事史博物館
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噴水の真ん中のアンニュイなポーズの将軍は誰?
ウィーンの南東側にある中央駅から近く、中にはオーストリアで使われた武器がズラリと並んでいます。

軍事史博物館エントランス
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軍事史博物館と言うと日本では縁のない博物館ですが、
平和主義とは武器と戦争の歴史から目を背け続ける事ではない。
そういう意味では日本人は70年経ってもかつての戦争を反省も総括もできていないと思います。

皇太子の車
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フランツ=フェルディナント皇太子の乗っていた車。
20世紀初頭って、科学の進歩が人類の社会観念を超えて進歩していた時代だったと思うのですよ。
それが明るみに出たのがWW1。

皇太子の服
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1914年6月、ボスニアの首都サラエボで街頭パレードを行った
オーストリア=ハンガリー二重帝国の皇太子フランツ=フェルディナントが
セルビア系愛国主義団体の青年ガブリエル=プリンチップにより暗殺されました。
これが世界中を巻き込む第1次世界大戦の直接の引き金となりました。以上ノーカンニング(>ω・)bドヤァ

第一次世界大戦
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(2枚上から承前)WW1では常備軍同士の衝突に留まらず、国民皆兵・総力戦の様相となりあらゆる国家の資源が戦争に投入されたのはよく知られていますが、それを可能にしてしまったのが重工業と鉄道、そして科学・化学の最先端を投入した新兵器です。欧州列強諸国は直近40年間大規模な戦争をお互いに経験しておらず、その威力を実感していなかったのです。

Saab J27 Tunan
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トゥンナンは“樽”という意味ですが、なるほどすごく分かるみある。
ジェット機第1世代は大抵この形ですが、スウェーデンがこれ作れてるのって脅威だろJK。

SAAB J35 DRAKEN
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J35ドラケンktkr!第2世代のジェット機も独力開発するとかスウェーデンの科学力は世界一ィイイイイ!
200㎞離れた博物館にはもっと飛行機があるらしいのですが、今回はパスしました。

ベルヴェデーレ宮殿
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ウィーン中央駅近くにあるベルヴェデーレ宮殿。
プリンツ=オイゲンの居城として知られます。実はこちらが裏です。

プリンツ=オイゲン
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この人がプリンツ=オイゲン。17世紀後半~18世紀前半の人で、
最初はルイ14世に仕えましたが脱サラしてオーストリアで大化け、トルコを撃退しました。
ナチスドイツの重巡洋艦にもその名はありますが、ドイツはプロイセンが母体なのでやや無理がある気がしなくもない。

ベルヴェデーレ宮殿のスフィンクス
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表庭のスフィンクス。胸だけ黒ずんでますね。
(=゜∀゜)ノシおっぱい(=゜∀゜)ノシおっぱい!おまいらお触りし過ぎ超音速自粛しる。

シェーンブルン宮殿
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近世に入ってから建てられた宮殿なので、城砦と言うより帝国統治のためのお役所といった趣です。
ときに最上階で布団干してるの、皇帝陛下?

ローマ風建築の廃墟のオブジェ
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逆光で作られる影が良い雰囲気のローマ風建築の廃墟のオブジェ。
何でこんな物作ったのか、宮廷に住む人の気持ちは凡俗には分からぬ(笑)。

噴水越しのシェーンブルン宮
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宮殿とグロリエッテの中間にはポセイドンとかギリシャ神話風半魚人のオブジェの噴水があり、
裏に回るとこんな風に撮れます。

敵機発見!高射砲ようーい!
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銛を投げる半魚人を見ていると折よく上空を通過する飛行機がいたので(笑)。
常に空の見張りは怠りません。今回はラドムを2日とも晴れ曇りにしてウィーンは3日とも完全快晴、
ここで天気を使い果たした感がありますね(爆)。

丘の上から見るシェーンブルン宮殿
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丘から見る宮殿。少しクリーム色の壁面色はシェーンブルンホワイトと言われるそうです。
ナポレオンもオーストリアに勝って進駐したことがあります。

グロリエッテ
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宮殿中庭から丘の上にあるグロリエッテ(戦勝記念碑)を望みます。
18世紀の記念碑らしいのですが、7年戦争ではシレジア地方取られたんじゃなかったでしたっけ。

オペラハウス
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オペラハウス。ワルシャワのより大きい希ガス。今
回は史跡見学を徹底的にやったので観劇しませんでしたが、それはそれでいつか行きたいですね(^ω^)。

カプツィーナー教会
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ハプスブルク家の死体を入れとく教会(なんか妙にぞんざいな物言いだなw)。
ハプスブルク家って今でも続いていて、最新の死体は2012年とかだったはず。
しかしヨーロッパでは現在だと人が亡くなると火葬にはしないんでしょうか。

マリア=テレジアの棺
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落ち目のオーストリアに群がる諸外国を相手に奮戦したマリア=テレジアは
その功績から棺もひときわ大きく、夫のフランツ1世と2 in 1 パッケージ(その言い方やめろ)。
ついでに死をイメージしてか、髑髏も普通に棺に彫られていて死生観の違いを感じますね。

ペスト紀念柱
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ペスト紀念柱。ネズミについた蚤が媒介する病気で、17世紀後半にも欧州で流行りました。
基本的に殺菌された清潔な環境では流行らないのですが、
欧州の都市は城壁に囲まれた閉鎖空間だったため衛生状態がすぐに悪くなる傾向にあったとか。

王宮
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シェーンブルン宮殿は千利休もとい離宮。
市内中心部にあるこちらが普段の王宮です。因みにこっちも裏口で、反対側が表玄関。

ヴァヴェルの塔
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違法建築バベルの塔。
法定高度を超えた建築を当局の許可なく着手したので怒った当局に実力行使で破壊されたうえ、
工事担当者はお互いの意思疎通フォーマット様式をバラバラにされました。
今はどっかの沙漠のなかに隠れており、超能力少年が三つのしもべに命令してます(ネタが周回遅れすぎ)。

フランツ=ヨーゼフ2世像
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帝国の実質最後の皇帝フランツ=ヨーゼフ。
1848年革命の年に即位してから1916年に死ぬまで軍人として自らを律して68年間政務を執りましたが、
晩年は思考放棄(アポケー)に陥り帝国の維持ができませんでした。
まぁ誰が皇帝でも大同小異の結果になったとは思いますが、
昭和天皇より長期間を実際の政治に参加されたらそりゃ臣民としては不安だろうよw。
なお、嫁はエリーザベトです。皇帝で嫁美人ってどんだけチートだ(・∀・♯)ゴルァ。

国立図書館
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18世紀前半のバロック様式の荘厳な建物の中に人類の英知を集めた書籍がギッシリと並び、
今回の旅で一番感動しました。ここで日がな一日読書したら楽しいに違いない。

ある教会にて
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なぜ「ある教会」と書いたかというと、そりゃおめぇさん、忘れたからよwww。
ぶちゃけ幾つも似た様な教会ハシゴしてたらどこが何やったやらw。
多分京都に来た外人も似た感想を持つにちげぇねぇ。

イエス=キリスト像
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十字架に磔されてないイエスキリスト像って何気に珍しいわね。
なおオーストリアは30年戦争で入り繰りあったものの、帝国の体を成してからは基本的にカトリックの保守派でした。

お店の看板
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新王宮前の広場で良い雰囲気の店の看板があったので。
あ、店の雰囲気ではなく、看板の雰囲気が良かったんです(あえてそれ言う必要があったのか?)

マリア=テレジア像
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ハプスブルク家歴代皇帝人気投票をしたら多分1、2を争う知名度と業績の女帝。
気さくで親しみやすい性格ですが周辺諸国の介入に立ち向かい、
近世オーストリアの列強の地位を築きました。
それまでの宿敵フランスと婚姻外交によって同盟を結びますが(外交革命)、
そのとき嫁に行ったのが16番目の子供マリーアントワネットです。
しれっと書いたけど、16人ってことは16年以上はかかるよね。

ハプスブルク家の食卓
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500年続く老帝国とあって、その格式に裏打ちされた調度品の数々は豪華絢爛奢侈軽薄の一言に尽きます。
漢字八文字の前半で誤魔化してるけど最後でディスってるよな。
こんなもん一々管財してたとか、どんだけリソースの無駄だよw。

ハプスブルク家のお皿
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ときに。ハプスブルク家に代々伝わる10枚組のお皿があったそうな。
あるとき女中が誤ってそれを一枚割り、怒った皇帝に手打ちにされて井戸に投げ込まれたそうな。
それ以来、王宮の隅の井戸からは夜な夜な「アイン、ツヴァイ(中略) ノイン・・・。一枚足りな~い。」
という声が聞こえるとか聞こえないとか・・・(ノ゜Д゜)ノ ヒィイイイイイ!!

シュテファン寺院
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朝焼けのウィーンの写真で目立った尖塔がこれ。12世紀に建てられたそうです。南北に塔があり、北はエレベータ、南は歩きます。

シュテファン寺院の屋根のタイル
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北塔の展望台からは屋根に描かれたウィーン市の紋章が見えます。ところで2枚あるけどどっちが市章?

尖塔の階段
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こちらが南塔の階段。薄暗い螺旋階段をひたすら上まで上がり続けます。
螺旋階段って不思議なんですけど、天井が一周上がった位置の床になるんですよね。
どうやって崩れない様にしてるんでしょ。一番上には売店があり、店員さんは毎朝上がってきてるそうです(笑)。

双頭の鷲のローブ
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中世のハプスブルク家のローブ。双頭の鷲がシンボルです。ヤダナニ、厨二病カッコイイ・・・(*・ω・*)。
中央の盾に紋章が複数縫われているのは、多分色んな土地の君主であることを示しているのでは。
実はハプスブルク帝国、別にオーストリアという民族の共同体が作った帝国ではなく、
あくまで「ハプスブルク家が領有する土地」を集めた集合体です。
これが後々、民族自決を求める声の高まりによって帝国の弱みになっていきます。

双頭の鷲の紋章
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再び双頭の鷲、ちょっと近代化バージョン。無理繰り突っ込むけどさ。
ハプスブルク帝国が婚姻外交で領土拡張したのを寝技腹芸と揶揄するのって、なまじリアルなだけにブラックだよねwww。

モーツァルト
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楽聖モーツァルト。その音楽はこの像の様に軽妙洒脱と言われますが、
トルコ行進曲とかピアノ協奏曲とかで感じてもらえるかと。と
きにモーツァルトの交響曲て第1楽章にぎやか、第2楽章お通夜、第3楽章で6割元気で第4楽章8割元気でフィニッシュみたいなのが多いですが、これって彼に限らず交響曲の様式美なの?

ヨハン=シュトラウス像
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後述する『ラデツキー行進曲』などで有名なヨハン=シュトラウスの像。
市の東にある市立公園は楽聖の像が沢山です。

ヴォティーフ教会
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フランツ=ヨーゼフ1世がテロられて助かったのを感謝して建立した教会。
日本でも難を逃れた権力者が建立した寺社とかあるけど、既存の教区の中にそんな事情で新しい教会ができると管理運営上はどういう立ち位置になるのかね。信者だってそれまで行ってる教会があるわけでして。

ステンドグラス
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ステンドグラスは逆行側に撮ると綺麗。特に大きな教会ではストーリー性のある描写で見ていて楽しいですね。

国会議事堂
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民主主義の原点に返ってギリシャ風建築です。この後ウィーン大学に忍び込んで中庭で休憩してきた。

シラーの像
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疾風怒濤期の詩人シラーの像。正面にはゲーテの像があり、ウィーン市内は偉人の像ばっかり。
ときに背景の建物はウィーン美術造形アカデミー。
110年前にブラウナウ出身の青年を2回不合格にしましたが、結果その青年はグレて独裁者になりました。
ある意味超特A級の戦犯です(笑)。なぜそこで裏口合格させておかなかったんだぜ(・∀・;)。

アウガルテンの高射砲台跡
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少し北東の郊外に行くと、WW2の史跡もあります。
高射砲台として造られましたが鉄筋コンクリなので壊すのも費用が掛かり、しゃーないから戦争遺跡として放置してるとか。中央が高射砲台、その周りの張り出しは高射砲を守る機銃座でしょう。配置が空母と同じ。なお近くに四角いタイプがもう一基あります。

郵便局(旧オーストリア軍参謀本部)
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今は郵便局ですが、昔は参謀本部だったとか。オーストリア軍の参謀本部・・・?
悪いけど何だか頼りない感じ(笑)。まぁ「世界最弱の軍隊」で名指しされる日本の参謀よりは頼れる希ガス。

ラデツキー将軍像
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19世紀中盤にイタリアの独立戦争を鎮圧したときに活躍、
ヨハン=シュトラウスがそれを讃えた「ラデツキー行進曲」で知られる将軍の像。
しかし列強がアフリカだの中国だので植民地獲得戦争に狂奔していた時期に
足元の動乱鎮圧くらいしか戦争していない辺りがオーストリア=ハンガリー帝国のヲワコンフラグって気がしなくもない。

夕暮れの青く美しきドナウ
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夕暮れの青く美しきドナウ。地下鉄にドナウ川駅があるのですが、
エルテドナウを本流と間違えてゆかしかりしかどするところだったぜ。
ドイツに発してオーストリア、スロバキア、ハンガリーを通りバルカン半島を流れルーマニアで黒海に注ぎます。
『石の花』でイヴァンが言っていた「総統の大陸統一もこの川の様であれば、
一滴の血を流すこともなかったろうに」が想像できるゆったりとした流れでした。

黒海まで
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そこでフト思い付いたのだが。ここで足を漬けたら、私の爪垢が黒海まで流れていくんじゃまいか?
よく分からないことを思い付いて実行に移す行動力に定評のあるREMCATです(笑)。

郷土料理
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ヴィーナーシュニッツェルというカツレツ料理。ラデツキー将軍がミラノから持ち帰ったそうです。
なおこの店、量が多い割に値段が安いと思ったら、カツレツの衣が空気で大分膨らんでました(笑)。

夕暮れのウィーン
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一日中駆けまわってホテルに帰る最中の風景。
なお8月のヨーロッパなので朝から19時まで明るいというガチ勝負、まさにシュトルムウントドランクです。

 というわけで、ウィーンを徹底的に観光する3日間でしたっ!
いや~流石は600年続いたハプスブルク帝国の首都、文化文明が凝縮されていました。
街自体はコンパクトで交通の便も良いので、世界史好きなら是非一度は行くことをお勧めします。

さて次回、毎年恒例の今年のベスト10写真の発表です。
日本の航空祭がほぼ全滅した2017年、1位の栄光はどの飛行機か?!おたのしみに~ノシ!
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飛行機に限らず趣味のある人 大歓迎です!

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